新潟県外への若者の流出が問題となるなか、燕市では若者に地域とのつながりを作ってもらおうと、地元の食を楽しみつつ交流する“イベント”が開かれました。
燕市の宮町商店街にある複合施設・まちトープで17日に開かれたのは『燕市を選んでくれてありがとうの会』です。燕市に関わりがある若者に地元の食を楽しみつつ、燕について知ってもらい、また地域と交流してもらおうと市内の農家や飲食店経営者らでつくる団体が企画しました。燕市内に住んでいるか、勤務している20~25歳の若者を中心に、およそ40人が参加しました。
会では、地元の酒米で仕込んだ日本酒のカクテルが振舞われたほか、新鮮なきゅうりや枝豆など地元の食材がずらりと並びました。県外から今年、燕市にUターンした男性は、地酒のカクテルについて「日本酒にこんな飲み方があるのか」と楽しんでいました。
神奈川県から移住した24歳の女性は、「同世代・同年代がどんなこをと考えているか知ることができた。燕の友達が増えて楽しい経験になった」と話していました。
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