国立病院機構「大牟田病院」で、障害がある入院患者が職員から虐待を受けていた問題で、あわせて4人の男性職員が9人の患者を虐待していたと認定されました。

性的な虐待 身体的虐待・心理的虐待も

福岡県大牟田市の国立病院機構「大牟田病院」は、障害がある複数の入院患者が職員から虐待を受けていたと今年5月に公表していました。

福岡県の会見

この問題で福岡県は23日、4人の男性職員が、20代から70代の9人の入院患者に虐待を繰り返していたと入院患者が住む自治体が認定したと発表しました。

胸や陰部を触るなどの性的な虐待が6件。

頭を強く叩いたり、大声で威嚇したりする身体的虐待と心理的虐待がそれぞれ4件ありました。

また、虐待に気づきながら通報しなかった職員もいたということです。

福岡県は病院が、各自治体に改善計画を提出するのを待って早ければ9月にも病院への詳しい調査を行うことにしています。

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