23日午後、北海道稚内市で小型移動式クレーンの修理作業をしていた30代の男性作業員が、クレーンのキャビンに挟まれ、けがをしました。

事故があったのは、稚内市栄2丁目の一般住宅の建設現場です。

23日午後2時頃、小型移動式クレーンの修理作業をしていた30代の男性作業員がクレーンのキャビンにはさまれました。

警察によりますと、基礎工事をしていた小型クレーンが故障したため、建設業者から連絡を受けた別の業者の男性作業員が、キャビンを上げて修理をしていたところ、キャビンが閉まり、上半身がはさまれました。

キャビンが閉じないようにつっかえ棒で支えていましたが、男性作業員がつっかえ棒に触れて、棒が外れてしまったということです。

事故当時、現場には男性作業員以外に人はいませんでしたが、「助けて」と叫ぶ男性作業員の声を聞いた現場付近の住民が「クレーン車に作業員が挟まっている」と消防に通報しました。

30代の男性作業員は病院に搬送され、腹部の痛みを訴えているということです。

警察が、当時の状況を詳しく調べています。

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