福島県いわき市に住む20代の男性が、約270万円分の仮想通貨をだまし取られる被害にあいました。

警察によりますと、今年5月10日、男性が利用するSNSに、台湾人の女性を名乗る人物からダイレクトメッセージが送られ、その相手とやりとりを始めました。すると、「一緒に旅行をするためにお金を稼ごう」「私は仮想通貨による投資で利益をあげているので、私が指南するので仮想通貨による投資でお金を稼ごう」などと言われ、仮想通貨取引のためのアプリなどにアカウントを開設するよう指示されたということです。

その後、相手から仮想通貨で投資をするよう言われた男性は、6月8日から7月24日までの間、5回に分けて合計約270万円分の仮想通貨を、相手が指定したコインアドレスに送金し、だまし取られたということです。

男性が、登録させられたアプリからお金を引き出そうとしたところ、おかしいと気づき、警察に相談して発覚したということです。

警察では、SNSで知り合った相手から投資の勧誘を受けた場合は詐欺を疑い、110番通報することなどを呼び掛けています。

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