山形県天童市の60代男性が、自身のフェイスブックに届いた友達申請のメッセージをきっかけに金(きん)の投資などを勧められ、現金1767万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあいました。

警察によりますと、今年1月、天童市に住む60代の男性のフェイスブックに、女性を名乗る友達申請のメッセージが届いたということです。

男性はこの女性とLINEでやり取りをするようになり、親近感を抱くようになりました。

その後、女性からは金(きん)の取引で儲かっているといったメッセージが届き、
3月頃には、「私の先生は20数年の金融関係の経験があり、最高のアナリストです」などと言われたということです。

そして男性は、女性から紹介された投資の先生などとやり取りをするようになり、金の投資資金や指導料などとして、指定された口座に1767万円を振り込んだと
いうことです。

警察ではこれは「SNS型ロマンス詐欺」の手口だとして、SNSやマッチングアプリなどで知り合った人からの投資勧誘などには十分注意するよう呼び掛けています。

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