カヌーで『日本一』に輝いた部活動が、熊本にあります。

熊本県立水俣高校は、全国屈指のカヌーの強豪校。8月5日から大分県で開かれたインターハイでは、大澤風季選手(1年)・島津成彰選手(3年)組が男子カヤックペア200mと500mの二種目で優勝し、2冠で全国制覇を達成しました。

ほかにも男子は4つの種目で準優勝し、女子は4種目で入賞と、好成績を収めています。

水俣高校​ 島津成彰選手(3年)「本当に自分たちが気持ちで最後まで負けなくて最高のレースで最高の結果を出して本当に一番最高の気分だったなと」

期待のルーキー・支える先輩

1年生の大澤選手は、中学時代から豊富な経験を持つルーキー。そんなルーキーが力を発揮できるよう、3年生の島津選手が支えました。

水俣高校 大澤風季選手(1年)「自分が自己中心的なプレーをするので、それに後ろから合わせてくれたり、自分がバテたときに声掛けをしてくれたり、後ろからパドリングで推してくれたりするので、前の自分にも伝わって合わせて漕げる」

筋肉が原動力

そんな彼らの原動力は鍛え上げられた腕の筋肉。カヌーをすると、上腕三頭筋が発達するんだそうです。

島津選手「インターハイ出は自分が一番細い、女子よりも細いので…」
大澤選手「女子ゴツイな~」

そんな二人の、これからの目標は?

島津選手「10月の国スポで次はフォア(4人乗り)で優勝したいなと思っていて、来年大学生になってもカヌーを続けていくつもりなので、日本のカヌー界を引っ張っていける存在を目指して、オリンピック目指して頑張っていきたい」

島津選手は山梨県で別の全国大会にも出場、大澤選手は9月にU-16の世界大会を控えています。

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