来年の大阪・関西万博でペットの同伴入場を検討していた博覧会協会が、一転して見送る方向で調整していることが分かりました。

 来年の万博では、自身もネコを飼っている松井一郎前大阪市長の発案により、博覧会協会が会場にペットを同伴入場させる案を検討。今年6月には期間を10日間に限定することやケージに入るサイズの「イヌ」に限るなどといった概要を取りまとめていました。

 しかし、協会の一部の理事から「期間が限定的だ」「なぜイヌだけなのか」などといった反対の意見が根強く、協会は一転してペットの同伴入場そのものを断念する方向で調整していることが関係者への取材でわかりました。協会は9月に行われる理事会でペットの同伴入場を断念する案を議題とする見通しです。

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