東通村議会の議員たちが青森県の宮下宗一郎知事を訪ね、東通原発の早期再稼働に向けた村議会の取り組みへの支援と協力を要望しました。

22日は、東通村議会の川端一松議長たち議員14人が東日本大震災以降運転を停止している東通原発の再稼働にかんする要望書を宮下知事に手渡しました。

要望書では、東北電力が示した原発の安全対策工事の完了時期の見直しを受け、村議会が行う原発の再稼働や地域経済の立て直しの取り組みに対し、県に支援や協力を求めています。

東通村議会　川端一松議長
「私は（稼働に向けた）規制が厳しすぎると思います。我々は年ですから、完全に光が見えなくなる。これでは困るということで、この行動に移しているところです」

要望に対して宮下知事は、原子力関連施設がある地域の将来像を話し合う「共創会議」などを通して、県として地域に寄り添った対応をしていくとしています。

東通村議会では今後、国への要望活動も行う方針です。

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