この夏の記録的な暑さの影響です。

常に稼働させている影響でエアコンに不具合が起きるケースが増加し、業者には修理やクリーニングの依頼が相次いでいます。

plus.c 小松富美雄店長:
「こちらの機械でよろしいでしょうか。少し汚れもたまっているよう」

エアコンの修理や清掃などを手掛ける会社plus.cの小松富美雄店長です。

住民からの依頼を受け、エアコンのクリーニングに取り掛かります。
装置を外すとほこりやカビなどの汚れが。

plus.c 小松富美雄店長:
「空気中の汚れ、油やほこりを吸い込んで汚れる」
「冷房かけると中が結露するので水が出る。エアコン内の湿度が上昇してカビが繁殖しやすい状況になる」

エアコンを稼働し続けることで汚れがたまり、その影響で『エアコンが効きにくい』『水漏れ、異臭』などの不具合につながりやすいということです。

今年は7月から修理やクリーニングの依頼が相次いでます。

plus.c 小松富美雄店長:
「『冷えが悪くなった』という問い合わせが非常に多くて、例年の1.4~1.5倍くらい。汚れによる能力低下、もしくは経年劣化による性能低下(が原因)」

また暑い最中にエアコンが故障し、急きょ新しいものを設置する住宅も多く、まさにエアコンも「猛暑疲れ」状態です。

22日、甲斐市の住宅では、洗浄液などで丁寧にエアコン内部の汚れを落とし、およそ3時間でエアコンは見違えるほどきれいになりました。

依頼した人は:
「こんなところにこんな汚れがついていたと、びっくり」

エアコンは清潔さを保つと不具合を回避できるだけでなく節電にもつながります。

小松さんによりますと室外機も汚れていると効率がさがるため、葉っぱやゴミが付着していないか確認するといいということです。

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