高校野球、去年の夏の甲子園優勝校、慶應義塾高校が22日、宮城を訪れ、東北高校と交流試合を行ないました。
東北福祉大学野球場で行なわれた東北と慶應義塾の交流試合。始球式に現れたのは…。パリオリンピック™スケートボード競技で銀メダルを獲得した東北高校1年の赤間凛音選手です。
練習をしたのは当日のみだという注目の1球は…。投球は惜しくもワンバウンド。それでも球場を沸かせました。
赤間凛音選手:
「ノーバウンドでできなかったから悔しいと思っています。もっと活躍できるように練習も頑張って、いろいろな大会でいい成績を残したい」
去年、夏の甲子園決勝で、仙台育英を破り優勝した慶應義塾。毎年練習試合を行なうなど、以前から交流のある東北が創立130周年を記念して招待しました。
試合は東北が序盤から主導権を握ります。手堅い攻めで2回、3回、5回にそれぞれ1点ずつを加え、着実にリードを広げます。対する慶應義塾も甲子園優勝校の実力を遺憾なく発揮。投打にハイレベルなプレーを披露し、試合を盛り上げます。
試合は序盤のリードを守り切った東北が4対1で勝利しました。
東北高校 大場隼汰主将:
「全国大会の舞台でぜひ慶應と対戦して、お互い楽しい野球というものをモットーにやっているので、その野球を慶應と東北高校で広めていけたらいいなと思っています」
「野球を楽しむ」をモットーに掲げる両チーム。互いに切磋琢磨し、11月の明治神宮大会を目指します。
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