熊本県の木村敬（きむら たかし）知事が、8月20日の会議で発した自らの言葉について陳謝しました。

木村知事「発言についてはしっかりと気をつけていきたいと思います」

8月22日の定例会見で木村知事が陳謝したのは、8月20日に行われた県内の人材不足の改善に向けた会議での発言した。

建築・土木、介護などの人手が不足する一方、一般事務は募集に対して3倍以上の応募があることが県の担当者から報告されると、木村知事は次のように答えたのです。

木村知事「逆をみると、足りていてどうしようもないのが、一般事務とかは、要はいらないんですよ、そういう若者を育てたらいけないんですよ僕らは。教育長には過激な言い方だけど、普通科はいらないと僕は思っている」

22日、発言の真意を問われた木村知事はこのように釈明しました。

木村知事「事務職をなくすとか、県内の普通科高校を撤廃するとかそういうつもりはまったくございません」
「専門の科の、夢を持っている人達に光を当てたいという思いもあった」

また木村知事は、「それが（発言が）どう切り取られるか十分ふまえていなかった。発言には気を付けていきたい」と述べました。

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