神社のさい銭箱から金を盗んだとして逮捕された男が、他の神社や空き家にも忍び込みあわせて34件の窃盗や窃盗未遂を繰り返していたとして21日までに長崎地検壱岐支部に追送検されました。

追送検されたのは長崎県壱岐市に住む土木作業員の男(40)です。男は今年5月、壱岐市の神社でさい銭箱の中の現金1万6千円と防犯カメラ1台を盗んだ窃盗容疑で逮捕されていました。

警察のその後の捜査で、男が去年11月頃から逮捕されるまでのおよそ半年間に神社で14件、空き家で19件、美容室で1件の窃盗や窃盗未遂を繰り返し、現金43万円を含むあわせて62万円相当を盗んだ疑いがあることが判明したということです。

男は当初、さい銭箱をひっくり返したり戸締りしていない空き家に侵入するなどしていましたが、徐々にさい銭箱を壊したり玄関や窓ガラスを割って侵入するなど、窃盗目的を果たすために破壊行為も行うようになったということです。

警察は建造物侵入・住居侵入・窃盗事件あわせて34件について男の犯行と確認したとして、今月21日までに長崎地検壱岐支部に追送検しました。

男は犯行を認めており、ギャンブルにはまり生活が困窮していたこと、遊ぶ金が欲しかったことなどを動機に上げているということです。

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