男子校・女子校の埼玉の県立高校について「共学化すべき」と勧告があった問題で、県の教育委員会はさきほど会見を行い「主体的に共学化を推進していく」とする方針を明らかにしました。

この問題は、埼玉県の第三者機関に「男子校に女子が入学できないのは不適切だ」などと苦情が届き、県の教育委員会に対して「共学化を早期に実現すべき」と勧告を行ったものです。

教育委員会はさきほど会見を行い、「高校教育も社会の変化に応じて変革が求められている」としたうえで、「主体的に共学化を推進していく」とする方針を、報告書にまとめたことを発表しました。

埼玉県教育委員会 日吉亨教育長
「より幅広い視点をもって今後の県立高校のあり方を総合的に検討する中で、共学化についても主体的に検討していく必要があるとの考えに至りました」

一方、報告書には具体的な時期や学校名は示されておらず、当面、県内にある12の「男女別学」の県立高校は存続するということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。