来月27日に行われる自民党総裁選をめぐり、高市経済安保担当大臣は周辺議員と会談しました。出席者によりますと、立候補に必要な推薦人20人が確保できたとして、来週にも出馬表明するとしています。

高市大臣は今夜、東京都内の衆議院赤坂宿舎で自らに近い議員らと情勢分析や意見交換を行いました。

山田宏参院議員によりますと、立候補に必要な推薦人20人は集まるめどが立ったということです。そして、来週にも出馬表明を行うとの見通しを示しました。

高市氏の総裁選への出馬は2021年に続いて2回目で、前回は安倍元総理の支持を受け、1回目の投票では岸田総理に次ぐ2位の議員票を集めました。

今回は、小林鷹之前経済安保担当大臣の出馬表明で保守系議員の支持が分散したことや、立候補をめざす議員が想定より多くなったことで推薦人集めに苦戦していました。

今後も地方での講演を重ねて、前回の課題だった党員票固めを進めるほか、憲法改正などの訴えを強めることで、保守層からの支持をさらに拡大したい考えです。

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