小さなころから地元の農産物に親しんでもらおうと、岡谷市で21日、園児を対象にしたトウモロコシの収穫体験が行われました。

岡谷市樋沢(ひざわ)のトウモロコシ畑を訪れたのは、市内の神明(しんめい)保育園の年長クラスおよそ30人です。

農園の人:
「お母さんの木をこう持ちます。トウモロコシはこう持ちます。『とったどー』ってやる」

農園の人から、もぎ方を教わったあと、園児たちはさっそく畑に入って収穫を体験しました。


「よっしゃー、とれた」
「とれたぞー」

園児:
「いっぱいとるのがうれしかった」
「家に帰ってトウモロコシをポップコーンにしたい」
「焼きトウモロコシにしたい」

標高およそ1,000メートルの樋沢(ひざわ)地区は、昼と夜の寒暖の差を生かしたトウモロコシの生産が盛んです。

市では小さなころから地元の農産物に親しんでほしいと、毎年、市内の保育園を対象にした収穫体験を行っています。

五味農園 五味利男さん:
「子どもたちにとっていい思い出になればと思ってやってます。毎年来てキャッキャしながら、子どもたちがトウモロコシを採るのは見てても微笑ましくていい」


収穫のあと、園児たちは採れたてを味わったほか、おやつの時間に園のみんなで食べるトウモロコシも持ち帰りました。

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