青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院について、青森市の西秀記市長は8月中の整備場所決定を目指し作業を進める考えをあらためて示しました。

青森市 西秀記市長
「市としては特別いつまでにということではなくて、できるだけ早くということで考えていて、県のほうから8月中に決めたいという話が来ていて、我々もそれを拒む理由もないので、なるべく一緒に対応できるようにということで協力している」

青森市の西秀記市長は、21日の定例会見でこのように述べ、県の方針を受けて8月中の統合新病院の整備場所の決定に向け作業していると強調しました。

統合新病院の整備場所を巡っては現在、「青い森セントラルパーク」と「県営スケート場一帯」の2つの案を議論しています。

現時点では、青森市は県側が提示した資料について引き続き協議が必要であるとしているほか、市の検討会議も住民の意見を聞いたうえで結論を出すとしていて、整備場所の決定までには多くの課題が積み残されています。

また、21日に開かれた県議会常任委員会でも8月中に整備場所を決めることができるか質問が相次ぎ、県側は従来の方針を維持する考えを示しました。

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