青森県の八甲田山系でクマに女性が襲われ亡くなったことを受け行われている入山規制について、国や県、それに市などが話し合った結果、段階的に規制を解除することになりました。

青森市の八甲田では2024年6月、タケノコ採りをしていた80代の女性がクマに襲われ亡くなりました。

この事故を受けて、国や県、それに市などが対策を話し合った結果、現場を中心に半径約3kmの範囲への入山を規制しました。

死亡事故が起きてから間もなく2か月となる中、21日は、青森市役所で対策会議が開かれ9月中旬から入山規制を段階的に解除することを決めました。

青森市環境政策課 菊池朋康課長
「今回の緊急対策の規制を解除するしないに関わらず、クマは普通にいるんだと、危険があるんだよということに関しては今まで以上に強く自覚して頂きたい。今回のエリアに関わらず」

国や県、それに市などでは22日から専門家を交え現地周辺の安全確認を始めることにしています。

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