利用者の減少で赤字が続くJR石北線を存続してほしいと、沿線の自治体がJR北海道に要望しました。
旭川と網走を結ぶJR石北線は、北海道内に8つある赤字区間の1つで、JR北海道が「JR北海道単独では維持が困難」として地元負担を前提に存続を目指しています。
沿線の5つの市長と町長らは21日、JR北海道を訪ね、特急列車の利便性の向上や外国人観光客を徹底的に取り込むなどして利用者の増加を図るよう要望しました。
これに対し、JR北海道の綿貫泰之社長は「要望に沿った形で次の方向性を見いだしたい」などと応えたということです。
赤字の8区間(黄線区)について、JR北海道は国から、2026年度末までに存続に向けた具体的な経営改善策を取りまとめるよう監督命令を受けています。
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