愛知県一宮市の放課後等デイサービスなどを行っていた2つの障害児通所支援事業所が、およそ9700万円の報酬を不正に受給していたとして、市は指定を取り消す処分を行いました。

一宮市によりますと、市内の合同会社が運営する放課後等デイサービスなど2つの事業所で、届け出ていた場所とは別の指定を受けていない場所でのサービス提供や、定員を超えた分の記録を削除するなどの違反が確認されたということです。

不正受給額は2021年4月からことし3月までに2事業所合わせておよそ9700万円にのぼります。

ことし4月の監査で発覚し、一宮市は市は加算分を加えたおよそ1億3000万円の返還を求めるとともに、児童福祉法に基づき、事業所の指定を取り消す行政処分を行いました。

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