マリアナ諸島で新たな熱帯低気圧が発生し、22日午前には台風10号になる見込みです。
台風になった後も、日本に向けて北上することが予想されていて、今後の台風情報に注意が必要です。

気象庁によりますと、熱帯低気圧は、21日の正午には、マリアナ諸島の北緯16度20分、東経143度35分にあって、ゆっくりとした速度で、西北西に進んでいます。

中心の気圧は1008ヘクトパスカル、最大風速は15メートルで、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

その後、22日の正午までに台風10号になる見込みです。

22日の正午には、マリアナ諸島の北緯16度55分、東経142度10分にあって、ゆっくりとした速度で、西北西に進む見込みです。

中心の気圧は1002ヘクトパスカル、最大風速は1８メートルで、最大瞬間風速は2５メートルの見込みです。

また、23日午前9時には、マリアナ諸島の北緯17度30分、東経141度20分にあって、ゆっくりとした速度で、西北に進む見込みです。

中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は23メートルで、最大瞬間風速は3５メートルに達する見込みです。

その後も、発達しながら北上する見込みで、小笠原近海を経て、26日の午前9時には、日本の南、北緯28度35分、東経138度25分にあって、時速25キロで北北西に進むものと見られます。

中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートルで、最大瞬間風速は40メートルの見込みです。

そのまま北上すると、暴風域を伴ったまま西日本方面に接近する可能性があり、注意が必要です。

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