ヨーロッパで活躍した画家、ヨージェ・ツィウハの生誕100周年を記念した日本で初めての回顧展が坂出市で開かれています。

ヨージェ・ツィウハは、スロベニアの巨匠といわれる画家・版画家です。会場の坂出市民美術館にはヨージェが遺した膨大な数の作品の中から厳選された約100点が展示されています。

ヨージェは、ビルマや南米、アメリカなど世界中を旅し、さまざまな文化との出会いを作品に昇華させていきました。

フランスで人気の日本の古典、『葉隠』をテーマにした水彩画です。

こちらは、ヨージェ独特の長い手が目をひく大作です。

(坂出市民美術館 寒川典昭館長)
「スロベニアは元は社会主義だったので自由な発想で作品をつくるのは難しく、いろんな国の影響も受けてそこで熟成されていった絵画がどういうものかみなさんに見ていただきたい」

ヨージェ・ツィウハ生誕100周年回顧展は、9月1日まで坂出市民美術館で開かれています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。