石川県内の小中学生が制作した書や絵画などの力作が一堂に集まる美術展が、21日、金沢市内のデパートで始まりました。

「北國少年少女美術展」は子どもたちの心豊かな成長と想像力の発展を願って毎年この時期に開かれていて、今年は絵画や工作など3部門に1356点の応募がありました。

会場の金沢エムザには入賞した1000点を超える作品が展示され、朝から大勢の親子連れでにぎわっています。

書の部門は、能登半島地震からの復興を願う作品多く

書の部門では、能登半島地震からの復興を願う作品が多く、最高賞を受賞した志賀町の大谷羽那さんの作品は書に向き合う強い思いが高く評価されました。

大谷羽那さん
「能登が復興したときを思って書いた。皆さんに故郷を想っていただけたらと思う」

この美術展は、8月25日まで開かれます。

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