気象庁は21日午前10時半、日本の南の海上にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風10号に発達する見込みだと発表しました。

日本の南海上に熱帯低気圧

新たに発生した熱帯低気圧は、日本のはるか南の海上を西北西へゆっくりと進んでいます。21日9時現在の中心気圧は1008ヘクトパスカル、最大風速15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。この熱帯低気圧が今後24時間以内に台風10号へ変わる見込みです。

来週、九州~関東へ接近のおそれ

5日先までの進路予想図をみると、熱帯低気圧は発達しながら北上し、26日(月)には暴風域を伴って本州の南海上へ進む見込みです。その後の進路はまだ定かではありませんが、そのまま九州~関東に直撃するという予想もあります。今後の台風情報にも十分ご注意下さい。

今月6個目?平年を上回るペース

8月の平年の台風発生数は5.7個。もし台風10号が発生すれば、今月6個目の台風となり、平年を上回るペースになります。

RKB 気象予報士 横尾慎哉

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