自民党の平将明衆院議員は、9月の自民党総裁選に出馬する意欲を見せる河野デジタル大臣に対し、「党改革を訴えるなら麻生派を出ないと話にならない」と指摘しました。
平将明 衆院議員
「麻生派だけが残っているので私は解散すべきだと思います。河野さんが党の改革を訴えるなら、麻生派をまず出てこないと話にならないと私は思います」
前回2021年の総裁選で河野氏の推薦人に回った平氏は、20日、行われた自身の国政報告会で、総裁選への出馬に意欲を示す河野氏に対しこのように注文をつけました。
自民党の派閥の裏金事件で安倍派などが解散を決める中、河野氏が所属する麻生派は「政策集団」として派閥活動を続ける意義を主張しています。
河野氏は今月26日にも出馬表明を行う方向ですが、自民党の「派閥」についてどのように語るのかも注目されます。
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