2021年に青森県・八戸港沖で座礁した貨物船を巡り、撤去作業を担う会社が示した安全対策工事を行った上で船体の一部を海底に残すとする方針について、地元の7つの漁協が同意しました。

パナマ船籍の貨物船「クリムゾン・ポラリス」は、2021年8月に八戸港沖で座礁し、現在も撤去作業が続いていますが、船の居住区域には大量の砂や泥が積み重なり、大部分が埋まった状態であることが分かりました。

撤去を担う「日本サルヴェージ」は、技術的には困難を伴う作業であることから、8月、現場海域に近い地元の7つの漁協に対し、安全対策工事を行った上で船体の一部を海底に残すとする方針を伝えていて、19日までに全ての漁協が工事の実施について同意したということです。

これを受け、事務局となっている「八戸みなと漁協」が「日本サルヴェージ」などに7つの漁協が工事に同意したことを報告しています。

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