ニセの投資広告をみた公務員の男性が、有名な投資家らを名乗る人物からの投資を勧められ、およそ1165万円をだまし取られました。

資料

被害にあったのは甲斐市に住む60代の公務員の男性です。

警察によりますと、男性は今年2月、インターネットでみた投資の広告にアクセスし、有名な投資家を名乗る人物からLINEの投資グループに勧誘されました。

その後、アシスタントから指南を受けて投資資金として現金100万円を振り込みました。

アプリ上ですぐに利益が表示されたことから話を信じた男性はその後も17回にわたってあわせて1064万円あまりを指定された口座に送金しました。

男性はアシスタントを名乗る人物からの「新たに手数料がかかります」「税金の支払いが必要です」などというメッセージを信じ、送金を続けたということです。

しかし口座に利益が入金されることがなく警察に被害届を出したもので、被害額はおよそ1165万円に上ります。

【SNS型投資詐欺について】

①SNS上の広告バナーをタップする
②著名人や自称投資家をかたる者が主催するグループに招待される
③同じグループ上で儲かっているなどと投稿があり、相手方を信用する
④著名人のアシスタントをかたる者と1対1でのSNSのやりとりが始まる
⑤偽の利益を掲載させたり、少額の利益が被害者の口座に振り込まれる
⑥利益を出金しようとすると、高額出金の手数料名目などで、さらに多額の現金や暗号資産を送金するよう伝えられる
⑦最終的に相手方と連絡が取れなくなる。

警察はSNS型投資詐欺に注意するよう呼びかけています。

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