パリオリンピック™でフェンシング女子として初のメダルを獲得した、熊本県立翔陽高校出身の菊池小巻(きくち こまき)選手。

大会への出場や表敬など、先週、熊本に戻ってきて多忙の日々を送っています。

パリ五輪のフェンシング女子フルーレ団体で銅メダルに輝いた菊池選手。8月15日に母校・翔陽高校フェンシング部の在校生・卒業生たちに出迎えられ、熊本へ返ってきたかと思えば…その2日後からは、宮崎県で行われた国民スポーツ大会の九州ブロック大会に熊本県代表の一員として出場しました。

菊池選手を擁する熊本「成年」チームは、フルーレとサーブルを合わせた総合成績で2位となり、10月に佐賀県で開催される本大会への出場を決めました。

そして、8月19日は出身地の熊本市役所を訪れました。

大西一史(おおにし かずふみ)熊本市長からメダルを取った実感を聞かれると?

菊池小巻選手「手に取ったときに『これがオリンピックのメダルなんだ』と。これが欲しかったというのがドンッと来て、次の日からありがたいことに忙しくさせてもらって、環境が180度変わった」

慌ただしい日々を過ごす中でも、地元で過ごす時間は大切なものだといいます。

菊池選手「きのうは試合があって、そのあとにやっと帰って来たので、温泉に行ったり自分がしたいことをして、家族と時間を過ごしたりだとか、合間合間で自分の心を調整しながら今後もやっていきたい」

市役所を訪れる前にも母校のフェンシング部で練習をしてきたという菊池選手。「4年後のロス五輪では個人戦にも出場したい」と、新たな決意も語っていました。

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