物づくりの街 新潟県 三条市で開催されたちょっと変わった撮影会が開かれました。被写体は「燕三条の職人」です。

真剣な表情でシャッターを切る参加者たち。モデルとなるのは「燕三条の職人」です。

地元職人の写真を集めるコンテスト用に開催された撮影会で、17歳から76歳のアマチュアカメラマン14人が参加しました。

研磨の様子を撮影するこちらの男性は参加者で最年長の76歳です。
【写真歴20年 志田幸夫さん(76)】「手の動き、手をアップに撮ってみたいと思って。どんなになって撮れているか分かりませんけど」

職人も多くのカメラの中作業するのは初めてということで…
【マルト長谷川工作所 職人歴2年】「緊張しますよ。平常心でいないと失敗しちゃうんで、あまり気にしないようにしています」

高校の写真部の2人もこの特別な機会にシャッターが止まりません。
【三条商業高校 写真部 阿部凌我さん(17)】「こういう機会なかなかないので、できるだけ撮っておこうと。逆に職人さんを背景でぼかす。手前を強調するように撮っている」

【三条商業高校 写真部 羽田野心咲さん(18)】「すごくかっこいいなと思って撮っていました。自分では良い写真が撮れたと思います」

フォトコンテストは、ものづくりの職人のほか、農家やパティシエなど、燕三条で働く人なら誰でもモデルにできるということです。

【燕三条の職人フォトコンテスト実行委員会 薄田和輝 実行委員長】「このフォトコンテストを通してものづくりの未来を写真の中に見ることができたら素晴らしいなと思っています」

燕三条の職人フォトコンテストは来月30日まで作品を募集していて、10月24日から展示が始まります。

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