福島第一原発の処理水海洋放出から一年となるのを前に、福島県の内堀知事は、岸田総理が退陣後の次の内閣にも責任を持って対応するよう求めました。

福島第一原発で処理水の海洋放出が始まってから、8月24日で一年となります。先週、9月の自民党総裁選に出馬しない意向を表明した岸田総理は、処理水の海洋放出が始まった当時「安全に完遂し、漁業などの生業が継続できるよう必要な対策を取り続ける」と話していました。

内堀知事は、19日の会見で、次の内閣にも福島の復興に真正面から取り組んでほしいと話しました。

内堀知事「(岸田総理は)全責任を持って対応することを約束すると発言されました。次の内閣においてもこの言葉を堅持されるよう、お願いをしたいと考えております」

処理水は、現在通算8回目の放出が行われています。

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