宮城県と仙台市がそれぞれ導入を目指す「宿泊税」について、郡市長は「県下一円で税額を同額にするのが望ましい」との考えを示しました。

郡和子仙台市長:
「税額について県下と仙台市をどのように考えていくのか、免税点、課税免除をどうするのかなど多数論点がある」

旅館やホテルの宿泊料金に税を上乗せする「宿泊税」について、仙台市は1泊200円、県は1泊300円を徴収する案を示しています。

しかし、税額をめぐっては、仙台市内の旅館経営者や市議会から「県と合わせて500円になるのは高い」などの懸念の声が上がっています。

郡和子仙台市長:
「県下一円で同額にするということは、市域を越えた所との関係性を考えても望ましい方向ではないのかなと」

郡市長

郡市長は、23日の定例会見でこのように述べ、制度の導入に向け県との調整を進めるとしました。

仙台市と県は、6月議会以降の条例案の提出を目指しています。

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