夏の甲子園で16日に3回戦を迎える青森山田。初戦で3打点と存在感を放った2年生の・蝦名選手は独自の練習法で好調をキープし、ベスト8進出に導きます。
青森山田ナインは栃木県代表・県立石橋高校とのベスト8をかけた試合を16日に控え、15日はノックやバッティング練習で汗を流しました。
2024年の青森山田は「どこからでも点がとれる打線」が特長です。
夏の甲子園で7年ぶりの白星をつかんだ初戦では6番・橋場、7番・蝦名、8番・菊池の下位打線3人で、7得点を挙げています。
このうち2本のタイムリーで3打点を挙げた蝦名翔人選手は、初めて体験する大観衆の夏の甲子園を楽しむ余裕があります。
青森山田 蝦名翔人選手(2年)
「三年生が引退がかかっている中でやっているので、緊張感もあるんですけれども、人がいっぱいいる中でできるというのが楽しいです」
蝦名選手が好調を維持できているのには、トレーナーから教わった独自の練習法があります。
新井宇輝アナウンサー
「打つ前にボールを肩とバットの間に挟むことで、理想のスイングを実現させます」
ボールを使ってバットの位置を固定し、スイングする前の構えを意識しています。この練習を取り入れてから、よりフォームの安定性が増したと手応えを口にします。
青森山田 蝦名翔人選手(2年)
「こっち(甲子園)に来てから少しずつ状態があがってきていて、自分の思っているスイングができていると思います」
3年生24人のうちベンチ入りは半分の12人。蝦名選手は、悔しい思いをかみ殺しながら応援をしてくれている先輩の思いを背負いグラウンドに立ちます。
青森山田 蝦名翔人選手(2年)
「背番号が貰えてない3年生もいる訳ですから、そこは自覚と責任を持って試合を全力でやりたいと思います」
25年ぶりのベスト8進出には、蝦名選手をはじめとする2年生の活躍も欠かせません。
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