真夏に起きた突然の停電。大阪の街は混乱に見舞われました。

 8月15日午前4時ごろ。突然電気が消え、あたりが暗闇に包まれました。関西電力送配電によりますと、午前4時ごろから大阪市の一部地域などで最大で約24万4600軒が停電したということです。

 街では交差点の信号が消え、警察官が手信号で車を誘導する様子も。コンビニエンスストアでは…

 (カメラマンリポート)「あたりは真っ暗でレジなども電源が切れています」

 (コンビニの店長)「3時間4時間たったらアイスとかも溶けて、売れなくなりますよね。そうなったら廃棄しなければいけなくなりますよね」

 午前4時時点で30℃近くあった大阪市では突然の停電にこんな声も。

 「急にエアコンが消えて暑いなと思って目が覚めて、アイスとか溶けちゃったんで買い出しに行こうかなと思ってます」

 ビジネス街でも混乱が。通常ならば出勤しているはずですが…

 「停電していて入れない。復旧(めど)がわからない。会社の人もまだみんな中に入れなくて、ここでたむろしている状態」

 交通機関にも大きな影響が出ました。JR西日本では、この停電の影響で環状線で一部列車が運転見合わせとなったほか、京阪電車でも一部区間で運転を見合わせるなどしました。どちらも現在は通常ダイヤに復旧しているということです。

 関西電力送配電によりますと、地中にある送電線になんらかの異常が発生し、送電が遮断されたことが原因だということで、今後より詳しく調査するということです。

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