鳥取県大山町の国立公園大山で14日、登山中の男性が両足のけいれんなどで動けなくなり遭難、警察や消防などに救助されました。

琴浦大山警察署によりますと、救助されたのは広島県広島市に住む50代の会社員の男性で、14日午前6時50分頃から同伴者と2人で夏山登山道から登山を開始しました。

午前10時頃、7合目付近を登っている最中に両足がけいれんし始め、動けなくなってしまったということです。

男性が自ら119番通報をして救助要請。消防と警察、付近で活動中だった大山山岳医療部会員が連携して救助にあたりました。防災ヘリの要請をしましたが、視界が悪く断念したということです。

男性は自力歩行が可能な状態にまで回復したことから、消防によりますと救助隊らが同伴して徒手搬送で下山。救急搬送はされなかったということです。

男性は登山歴が2年ほどで、大山は2回目の挑戦だったということです。

琴浦大山警察署は、山岳救助が増えている。楽しんでいただくのはもちろん結構だが、こまめな水分・塩分補給、休息などを行い、安全に登山を行うように心がけていただきたいと、注意を呼びかけています。

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