青森県内は「台風5号」から変わった「熱帯低気圧」の影響で、このあと「警報級の大雨」になる恐れがあり、引き続き注意・警戒が必要です。さらに週末には、“今年最強”の台風7号が接近するため、厳重な警戒が必要です。
「台風5号」から変わった「熱帯低気圧」が日本海北部に停滞している影響で、県内は各地で断続的に雨が降っています。
気象レーダーを見ると、所々で雨雲がわき、極地的に強い雨が降っていることがわかります。
予想される1時間降水量は、多い所で全域40ミリとなっていて、気象台は雨雲が予想以上に発達した場合や同じ所にかかり続けた場合には「警報級の大雨」となる可能性があるとしています。
一方、2024年“最強クラス”の「台風7号」は一部の住家が倒壊するほどの強い勢力で、明後日16日から東北地方に接近します。
県内は「台風5号」、さらにそれから変わった「熱帯低気圧」の雨で地盤が緩んでいる所が多く、週末以降も土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要です。
さらに交通機関の大幅な乱れなども見込まれ、事前の心構えや備えも必要となります。
「台風7号」の接近に伴いJR東日本は、16日の昼ごろから、各新幹線で運休する可能性があると発表しました。帰省客のUターンなどに大きな影響が出る恐れがあります。
お盆を「ふるさと」や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュは、14日にピークを迎え、JR新青森駅では家族や友人と別れを惜しむ姿があふれました。
東北地方は「台風5号」の影響で「盆の入り」前から大雨となり、帰省客の多くは行き先を変えるなど計画を変更したといいます。それでも、久しぶりの休暇で楽しい思い出ができたようです。
帰省した人は
「弘南鉄道に乗ったり、大鰐温泉に入ったりしました。やっぱり楽しかったです」
帰省した人は
「長い休暇はなかなかないのでゆっくりできてよかったと思います」
こうした中、JR東日本は「台風7号」の接近に伴い、16日昼ごろから17日昼ごろにかけて、各新幹線の全線、もしくは一部の区間で、運転を取りやめる可能性があると発表しました。
帰省した人は
Q.新幹線が止まってしまう可能性がありますが…?
「まじで帰れなくなっちゃうってことですか?早めに帰るのはいやだ…」
東北に帰省した人にとっては、行きも帰りも台風に翻弄された形で、Uターンを早める動きも出ています。
東北新幹線の上りは14日は終日「ほぼ満席」となっているほか、15日も混雑が予想されています。
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