総裁選への不出馬を表明した岸田総理。東海地方でも驚きが広がっています。
(岸田文雄総理)
「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことであります」
この不出馬表明に名古屋市の河村たかし市長は…
(名古屋市 河村たかし市長)
「やっぱりかという感じ。『なにがなんでも、これがやりたい』というのがないので疲れてくる」
総裁選の「審判役」ともいえる選挙管理委員会のメンバー、自民党愛知県連の丹羽秀樹会長は。
(自民党愛知県連 丹羽秀樹会長)
「自民党内で起きていた、政治と金に関わるさまざまな問題を、岸田総理なりに受け止めた中で、一つの形に持っていこうとしたのかと評価できる」
東海地方の国会議員はどう受け止めたのでしょうか。派閥解散前には「岸田派」だった議員は。
(自民党 石原正敬衆院議員)
「党として1つの区切り、けじめ。それを示すための決断だったので、すごく重たいものだった」
一方、野党からは厳しい声。
(立憲民主党 大西健介衆院議員)
「統一教会の問題にしろ、裏金問題にしろ、アベノミクスの負の遺産の清算に終始した3年間」
名古屋の街では、驚きとともに様々な声が聞かれました。
「(問題を)うやむやで終わらせている。裏金以外もいろいろあったので。次の総裁選に出ないのは、しょうがない」
「子ども3人いて(物価高などで)圧迫されているので、(総理が)変わっていい方向に向いていけばいい」
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