気象庁は、14日午後6時48分に「記録的短時間大雨情報」を長野県へ発表しました。

午後6時40分までの1時間に、松本市付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったことが、気象庁の雨量計による観測、もしくは気象レーダーの解析で分かりました。


長野駅と名古屋駅を結ぶJR中央西線は、午後5時24分に塩尻市と木祖村の間にある雨量計が規制値に達したため、塩尻駅と木曽福島駅の間で運転を見合わせています。

このため、下りの特急しなの23号と上りのしなの24号は運休となりました。

一方、JR中央東線の下りの特急あずさ37号と上りのあずさ54号は篠ノ井線内の大雨の影響で、午後7時ごろから運転を見合わせています。

松本空港付近や塩尻市内では道路が冠水し、アンダーパスでは車が水没しているということです。

県と気象台は午後6時に上田市、千曲市、坂城町、筑北村に土砂災害警戒情報を出しました。

5段階の警戒レベルのうちレベル4に相当するもので、土砂災害の危険度が非常に高くなっているため、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示などの情報に注意してください。

このほか長野地域、松本地域、諏訪地域に大雨洪水警報、上田地域に大雨警報が出されています。

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