バスの運転手に暴行を加えけがをさせたとして、40代の男が逮捕されました。当時の状況を、バスの乗客が撮影していました。

運転手の「マイクをはぎ取る」

映像に映っていたのは、バスの運転手に対し不満をぶつける男です。

「後ろに入った後につけてきたろうが。急に加速して」「なんやコラ」

男は運転手の方に何度か手を伸ばし、車内には「ドン」という音が響きました。

この時、運転手の男性が装着していたマイクをはぎとり、けがをさせたとして逮捕されたのが、大阪府吹田市の会社員、本田徳行(ほんだ のりゆき)容疑者(49)です。

運転手は「されるがまま」…

当時バスに乗っていた男性は、男と運転手のやり取りについて次のように話しました。

当時バスに乗っていた男性「運転手は冷静に話そうとしていたんですけれど、暴力を受け されるがままだった」

「あおられたと思い 文句を言いに行った」

警察などによりますと当時、本田容疑者は軽乗用車を運転していてバスにあおられたと思いバスの前に車を止めたということですが、ドライブレコーダーの映像には、バスがあおるような動きは映っていませんでした。

警察の調べに対し本田容疑者は「文句を言いに行ったら運転手が笑っていたので、腹が立った」と容疑を認めているということです。

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