全国高校野球選手権=夏の甲子園、青森山田が13日に初戦を迎え、「長野日大」に快勝しました。県勢初の全国制覇に向けて投打ともに完璧な試合運びで、まずは夏の甲子園で7年ぶりの白星をつかみました。

新井宇輝アナウンサー
「スタンドにいる応援団、そして選手たち。チーム一丸で夏の甲子園を駆け抜けます!」

ベスト8の選抜甲子園から約4か月。青森山田ナインは投打に磨きをかけて聖地に帰ってきました。

試合を動かしたのはキャプテン・橋場!3回2アウト満塁で打席に立つと、試合前に対策していたスライダーを狙っていました。橋場の先制打を号令に青森山田打線が火を噴きます。

続く7番・蝦名もタイムリーで、この回4点を奪います。

さらに4回には1アウトから1番・佐藤洸史郎!
大会第2号となるソロホームランで主導権をがっちりと握ります。

先発したエース・関は味方の流れを手放しません。長野日大打線に8安打を浴びながらも、失点は7回のわずか1点のみの無四球完投。

長野日大を9対1で破り、7年ぶりに夏の甲子園で勝利をつかみました。

4回にソロ本塁打・青森山田 佐藤洸史郎選手
「打った瞬間に今までにないくらい飛んでいったので『入ったな』と感じました。周りの歓声がすごかったので、とても気持ちよかったです」

1失点完投勝利・青森山田 関浩一郎投手
「(夏の甲子園は)暑さというのもありましたし、観客の感じもセンバツとは全然違うものも感じましたし、そういうところに慣れながら日本一というところを目指しながら頑張っていきたいと思います」

全国制覇に向けて初戦を快勝した青森山田。
次は16日の3回戦で栃木県の県立石橋高校と対戦します。

青森山田 橋場公祐主将
「どこが相手でも、今日の様な試合をするだけなので、自分たちの野球を貫いて、まずはベスト8に駒を進められたらと思います」

石橋高校(栃木) 田口皐月主将
Q青森山田の印象は?
「ひとつはバッティングが、センバツでも見ましたけれども今大会でもトップレベルのチーム。自分たちは、守備のチームなので点は取られると思うんですけど、最小失点というのを目標にして少ないチャンスをものにしていきたい」

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