東北地方を横断した「台風5号（マリア）」は13日未明に「熱帯低気圧」に変わりましたが、県内は大気の不安定な状態が続いていて、気象台は一時、八戸市に大雨警報を出し、低い土地の浸水に警戒を呼びかけています。
12日の東北地方に上陸した「台風5号」は13日未明に「熱帯低気圧」に変わりましたが、県内は引き続き、大気の状態が不安定となっています。
八戸市では13日夕方、地面を激しく打ちつける大粒の雨が降りました。
気象台は一時、八戸市に大雨警報を出し、13日夜のはじめ頃まで低い土地の浸水に警戒を呼びかけています。
県内は、この後も雷をともなった激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
13日午後6時から予想される24時間の雨の量は各地で80ミリとなっていて、雨雲が予想以上に発達した場合は「警報級の大雨」となる可能性があります。
気象台は14日夜遅くにかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を呼びかけています。
また、台風5号は熱帯低気圧に変わりましたが、今度は日本の南に「台風7号（アンピル）」が発生しました。
「台風7号」は今後発達しながら北上し、8月16日に東海から関東に上陸、週末には東北を縦断する恐れがあり、夏休み中の移動に影響を与える可能性があります。
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