東京都渋谷区の路上で19日、警視庁代々木署の男性警察官が向かってきたワゴン車に拳銃を発砲し、運転していた男に当たった後、男が公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された事件で、男性警察官が「車前面の下の方を狙った」などと説明していることが、捜査関係者への取材で分かった。

◆渋谷署は「適正な職務執行」としつつ「詳細を調査」

 弾丸は助手席の窓ガラスを破り、車を運転していた男の左太ももに当たった。捜査関係者は、車が急に動いたため、狙っていた車の前面下部と異なる場所に当たったとみている。  署によると、男の命に別条はなく、助手席に乗っていた女性にけがはなかった。署は「現時点では適正な職務執行だったと考えているが、詳細を調査する」としている。 

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