北海道旭川市の隣、鷹栖町で大型犬が逃げ出してから22日で1週間ですが、まだ見つかっていません。
 どこでどう過ごしているのでしょうか?

 5月、2歳となるオスのアメリカン・ピット・ブル・テリア。4月15日に鷹栖町8線のブリーダーの施設から逃げ出しました。

 施設の従業員によりますと、ふだん犬を飼育しているコンテナを掃除しようと、リードをつなごうとした際に走っているトラックを追いかけて南西方向に走り去ったということです。

 目撃情報は19日におよそ3.5キロ南西で、道路を横断するそれらしき犬を見たという1件のみです。

 鷹栖町によりますと、その場所では犬も痕跡も見つかりませんでした。

 ブリーダー施設の管理者によりますと、この犬は1日2食、ドッグフードのほかにシカ肉や鶏肉を500グラム以上食べていたということです。施設から逃げ出し、食べ物には困らないのでしょうか?

ヒューマンドック トレーニングサービス 浅井保雄代表
「水を飲んでいればすぐ死に至るようなことはない。1週間ぐらいでも生存(可能性)は極めてある。魚の死骸だとかも口にはしますから」

 これまで人目についていないことについては…。

ヒューマンドック トレーニングサービス 浅井保雄代表
「イヌ科の生き物は洞穴や岩穴で寝泊りする。例えば木陰、空き家、土管の中で生存してるってことはあると思う」

 ブリーダー施設の管理者によりますと、逃げた犬は人懐っこい性格だということです。

 鷹栖町は、見かけた場合は近寄らず、警察または役場の町民課への連絡を呼びかけています。

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