山梨大学の教授による市民講座が開かれました。
山梨県は働きながら休暇を楽しむ新しい働き方に最適な場所といえるそうです。

西垣キャスター:
「山梨大学で開かれる市民講座!テーマは『仕事と旅が両立する新しいスタイル』どんな景色が広がるのでしょうか、楽しみです」

20日に、山梨大学と読売新聞の連続市民講座が開かれました。

対面での実施は5年ぶりで、初回の講師はリゾート地などで仕事をしつつ休暇を過ごす「ワーケーション」の研究の第一人者である、山梨大学生命環境学部の田中敦教授が務めました。

田中教授はワーケーションが過疎地に経済効果をもたらした海外の事例を挙げ、ワーケーションが「第3のトラベル」として注目されていることを紹介しました。

Q.山梨にとってのメリットは?
山梨大学生命環境学部 田中敦教授:
「山梨はメリットだらけ。登山やアドベンチャーツーリズムがあれば、おいしい食事やワインもあれば、色んな場面を非常にコンパクトの中でできる。実際に(ワーケーションを)実現しやすい地域」

市民講座には約60人が参加して、熱心に耳を傾けていました。

受講生:
「町の図書館も空いているスペースを使ってワーケーションをしているようです。いろいろな面で少しでも情報を入れて、分からなくても聞く時間があれば」

山梨大学の教授による「知る喜び」をテーマにした市民講座は来年3月まで、あわせて10回行われます。
参加は無料で、事前の申し込みが必要です。

読売新聞甲府支局 大塚貴司支局長:
「山梨大学でいま一番良い研究をされている先生方ばかりだということなので、テーマが多岐にわたっているので、いろいろな知識が得られて勉強になると思います。ぜひ受講してほしいです」

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