連日熱戦が繰り広げられている高校野球夏の甲子園。
岩手代表の花巻東は、大会7日目の13日に初戦を迎えます。
対戦相手は滋賀代表の滋賀学園です。
いったいどんなチームなのでしょうか?

7日に開幕した夏の甲子園。
2年連続12回目の出場となる岩手代表・花巻東は、今年の開幕試合の勝者が初戦の相手となります。
佐賀代表の有田工業と滋賀代表の滋賀学園の対戦となった開幕試合。
点の取り合いとなった試合を10対6で制したのは滋賀学園でした。
15年ぶり2回目の夏の甲子園出場の滋賀学園は、春のセンバツにも2度出場していて、過去には岩手県勢との対決もありました。
2016年の春のセンバツの2回戦で釜石と対戦した滋賀学園は、9対1で勝ってベスト8に進出しています。
有田工業との開幕試合では点を取り合う展開となりましたが、今年のチームの特徴は、左右の両エースを中心とした堅い守備です。
エースナンバー1を背負う3年生右腕の脇本輝士投手は、最速145キロのストレートに加え、縦・横2種類のスライダー、チェンジアップ、スプリット、ツーシーム、カーブと多彩な変化球を使い分けます。
開幕試合では初回に三者連続三振の好投を見せて存在感を示しました。
また背番号10の3年生左腕・高橋侠聖投手も4種類の変化球で打たせて取る投球が持ち味です。
一方、開幕試合で2桁得点を挙げた打線の中心は5番の仲田隆玖選手。
この試合5打数3安打の活躍で、このうち2本はスリーベースヒットでした。
また50メートル6秒3の俊足でもあります。

攻撃では相手投手の変化球への対応。
守備では長打への警戒が花巻東の初戦突破の鍵となりそうです。

以上スポーツIでした。

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