宮崎県日向灘で発生した地震で南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意が発表されたことを受けた対応です。

山梨県は災害警戒本部を設置し、長崎知事は県民に対し改めて地震の備えを確認するよう求めました。

8日夕方発生した日向灘を震源とするマグニチュード7.1、最大震度6弱の地震を受け、気象庁は南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意を発表しました。

南海トラフ地震は東海沖から九州沖の海底の地形に沿って発生する地震で、最悪の場合およそ32万3000人の死者が想定されています。

1週間以内にマグニチュード8クラスの巨大地震が発生する確率はおよそ0.5%です。

これを受けてJR東海は9日から1週間程度、身延線の特急ふじかわをすべて運休すると発表しました。

またJR東日本は中央線の大月駅から長野県の茅野駅の間で、特急を含め速度を落として運転しています。

山梨県は災害警戒本部を設置し、長崎知事は9日、備蓄の確認や孤立集落の備えを指示し県民に対し改めて地震への備えを確認するよう求めました。

山梨県 長崎幸太郎知事:
「落ち着いて生活することは何より大切。生活に必要なものと家庭内の備蓄の確認をぜひともお願いします」

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