宝飾店の強盗殺人事件。関西空港で逮捕された男は、中国行きの航空券を持っていたことがわかりました。

 8月9日午前、強盗殺人容疑で送検された中国籍の后馭波(コウ・ギョハ)容疑者(27)。大阪・心斎橋の宝飾店で販売価格約6300万円のスイス製高級腕時計1点を奪い、店員の弘中辰弥さん(30)の腹部を刃物で刺して殺害した疑いがもたれています。

 司法解剖の結果、死因は出血性ショックで、弘中さんはへその上を刺され、傷は深さ12cm以上、脊椎の近くまで達していたということです。

 また、その後の捜査で后容疑者は、関西空港の国際線ターミナルで確保された際、中国行きの航空券を所持していたことが新たにわかりました。

 取り調べに対して「店員を刺した」と容疑を認めているということですが、警察は事件後に出国して逃走する計画だったとみて捜査しています。

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