ヨットに1人で乗り、一度も港に寄らずに世界一周を達成した大分県日出町出身の24歳の男性が町民栄誉賞を受賞しました。

日出町役場を訪れたのは、地元出身で別府翔青高校ヨット部OBの木村啓嗣さん(24)です。木村さんは去年10月から231日間、航海中に一度も上陸しない「単独無寄港無補給」で世界一周を達成。24歳9か月で日本人最年少記録を30年ぶりに更新しました。

授賞式では本田博文町長から賞状と盾が贈られました。全国的な活躍で町民に夢と希望を与えた町ゆかりの人物に贈られる町民栄誉賞は、木村さんが初めての受賞者です。

(木村啓嗣さん)「人間のちっぽけさというか、海の壮大さというものを感じながら1人で行ってきましたけど、一人だと感じたことは一度もなかったのは、みなさんのおかげだと思っています。日本人最年少ではなく世界初となるようなチャレンジもやっていきたい」

木村さんは今後、講演活動や子ども向けのヨット体験を通して普及活動をしながらチャレンジを続けるということです。

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