国土地理院は、きのう(8日)午後4時43分ごろに日向灘で発生した、最大震度6弱、マグニチュード7.1の地震による地殻変動が宮崎県で観測されたと発表しました。

国土地理院によりますと、GPSなど衛星を活用して位置を精密に特定する「電子基準点」などで観測された、きょう(9日)午前6時ごろまでのデータを解析した結果、電子基準点「宮崎」で、東南東方向に13センチ程度の変動、7cm程度の沈降が見られるなどの地殻変動が観測されたということです。

水平方向への地殻変動(出典:国土地理院)
上下方向への地殻変動(出典:国土地理院)

この値は速報値で、解析結果は精査によって変更になることがあり、今後も注意深く電子基準点等による地殻変動の監視を続けていくとしています。

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