気象庁はきょう夕方、日向灘で発生した地震に連動して、別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているとして、「巨大地震注意」の「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。

気象庁地震火山部 束田進也 地震火山技術・調査課長
「南海トラフ地震の想定震源域では、新たな大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まっていると考えられます。大規模地震が発生すると、強い揺れや高い津波を生じると考えられます。政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとっていただけるようにお願いいたします」

きょう午後4時43分ごろに、宮崎県の日向灘で発生した最大震度6弱の地震を受け、気象庁は「巨大地震注意」の南海トラフ臨時情報を発表しています。

気象庁は、関東から九州の太平洋側など対象のエリアに住む人に対し、「今後1週間は地震への備えの再確認を続け、自治体などからの呼びかけに応じた防災対応をとってほしい」としています。

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