9日の長崎原爆の日を前に平和祈念式典で犠牲者に捧げる水をくみ上げる「採水」が長崎市で行われました。

爆心地から1・2キロにある長崎市江平一丁目の穴弘法奥之院霊泉寺です。被爆直後、原爆の熱線に焼かれた大勢の被爆者が逃げ場と水を求めてこの寺に押し寄せました。


平和祈念式典では毎年市内5か所でくみ上げた水を捧げ、原爆犠牲者の霊を弔います。8日は長崎市の職員3人が霊泉寺を訪れ寺の湧き水を採水しました。


住職 堤祐心さん「どうかその水を平和への道筋になる形でできればなと思ってお参りさせていただきました」

平和祈念式典は9日10時45分から行われます。

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