航空自衛隊三沢基地で初めて行われている日伊共同訓練「ライジング・サン24」で、航空自衛隊とイタリア空軍の記者会見が開かれ、今回の訓練の意義が強調されました。

記者会見は「イタリア空軍のF35A」と「ユーロファイター」、そして「航空自衛隊のF35A」の前で開かれました。

三沢基地で初めてとなる日伊共同訓練「ライジング・サン24」は、「自由で開かれたインド太平洋」を実現するための防衛協力の一環で6日から行われています。

会見で小笠原卓人航空幕僚副長は、今回の訓練の意義を強調しました。

航空自衛隊 小笠原卓人航空幕僚副長
「共通の装備であるF35A、KC-767による訓練が実施でき、戦闘機による戦術技術の向上のみならず、日伊空軍種間の相互理解を促進し信頼関係を強化することができた」

その上で今後は、イタリア空軍の飛行教育課程に隊員を派遣するなどして、防衛協力を推進させたいとしました。

これに呼応し、イタリア空軍のアウレリオ・コラグランデ副参謀長は第6世代の戦闘機を日本とイタリア、イギリスの3国で共同開発するとしました。

日伊共同訓練は8日まで行われる予定です。

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